ビクラム氏自身はアメリカで大成功。。。彼がヨガセレピーで故ニクソン大統領を治療したとは真実かどうかわからない伝説ですが、彼のスタイルがハリウッド芸能界、そしてスポーツプロの間で大ヒットしたため、億万長者であることは事実です。公にみせびらかすロールスロイスやご自慢のスポーツカーコレクションなどで知られあまりにヨギらしくないスタジオ外のファッション(例えば白いタキシード!ラスベガスのショーガールと2ショットイメージなど)ヨギがもっとも下等とみる物質的な、派手な金使いやヨギらしくない発言のため。。。正統派スピラチュラルなヨガ界の中では異色で下品とされ軽蔑されているようです。話を聞いていると時には吹き出してしまいたいほど可笑しい時もあれば、凛とされたかっこいいこともすかさず発言する、かなりのキャラクターです。彼のスタジオは自称、拷問獄だそうで、生徒さんに、さあ拷問獄にどうぞようこそ、と歓迎の一声でレッスンスタートします。”Welcome to my torture chamber” ジョークなので、皆笑いますが。。。でもそういえば、レッスン中で時折気絶する人、熱中症で、頭がのぼせて倒れる方とか数回もろに目にしました。レッスン後、救急車で病院に運ばれていく方とかのハプニングもあったりします。ぎゅうぎゅう詰めの混んでるクラスだと窒息しそうでした。。。新鮮な空気、酸素~なしではかなりの苦境。。。でも70-80代のおばあちゃまタイプの先生も(生きて)いるし。。。各自のコンディションと自己加減によるので。。。水分補充しないと脱水状態ボディーを引き起こすので、極端かもしれないビクラムは手加減を考えながらやらないと危険かもしれません。だから毎回自分の体調を把握し自己管理を徹底しなければ、ついていけないのでは?そういった面でヘルシーライフを強制されます、やるたびに。
昨日のビデオのビクラムヨガ反論でその理由として挙げられるように、ヨガで必要なのは次のごく当たり前に聞こえるコンディションを満たすかどうかです。レッスン上、満たされない場合も多いです。
1.新鮮な空気ー呼吸法が大事なヨガだからこそ。
2.怪我をさけるため、体内を準備体操などでWARM UP
ここで注目:体外の温度ではなく、体内の体温を上げるのが大事。
3.スタジオが超清潔であること。あの湿度なので、お掃除をおこたるとカビ発生。
(これは私の個人的なアセスメント)だからカーペットでなくフロアリングの方
が安心ですが、良性な厚いマットがないと尾骶骨にひびくかしら。。。
だれでももっともだと思いますよね。早朝5時にビクラムスタジオに行かれる方が理由として挙げられるのは、混まないから。でも何故混まないスケジュールを好んでいるのでしょうか?混んでいるスタジオも熱気むんむんで良いのでは?と思うのが落とし穴。。。やはり、空気が新鮮であるからこそ早朝5時に向かうのですよね。換気扇でちゃんと空気の入れ替えを万遍なく行っているかチェックされてください。又体外の温度がいくら高くても、要は体内の温度です。大事なのは。そこのところを誤解されると痛い目にあったりするので。。。体外の気温は実はそれほど関係なく、体内をちゃんとWARM UPされた上で上級ポーズに挑むべきです。怪我をさけたいのであれば。。。
スタジオで、特にホットスタジオでこの3点の条件が時には満たさないため、痛い目にあう方もおられるのではないかと思われます。。。何かに夢中になるのは素晴らしいことですが、やはり好みと体質に合わせて。。。ビックラムヨガ軽蔑までにいかなくても、大嫌い、あれはヨガではない派と、ビックラムヨガ大好き、時間さえあれば毎日やりたい派に分かれますが、時間が許せばいろいろな流派のバラエテイーあるレッスンをとり、一番効き目があり、生きる喜びを感じさせるレッスンをとればよいかと思います。普通は信頼できるインストラクターのもとでがベストですが、ビクラムの場合、彼の特許ではないのですが、著作権持ちのポーズ順(シークエンス)なのであまりインストラクターの出番はありません。やることはいつも同じでブループリントが。。。世界中で統一されてます。(著作権法のもとで彼の許可なしでは真似できません~スタジオをオープンするのであればフランチャイズ権を買わないと。。。もう資本主義ビジネスモデルのお手本みたいでかなりのビジネスマンですよね*)ただやっぱりそれでも人気があるインストラクターとか居ます。シークレンス棒読みではなく、人格がにじみ出るようなお方とか、決まりきった文句のなか、はっとか、ジーンとさせられるようなお話をさりげなく折りいれる方とか。。。やっぱり私の場合はその70代のおばあちゃまタイプのインストラクターには癒されました。なんかしぐさなどもかわいいお方でした。でも厳しい。。。そこがいいのですよね、その厳しさとふわっとした優しさの融合された人生観が豊かで深いお方にはアピールを感じます。
結局いろいろな流派をトライされた後、ご自分の体に耳をかたむけ(えっ、悲鳴をあげてるよ~)、体と相談された上で心身ともに幸せ感に浸れるようなレッスンを。。。
頭がスカッと雲ひとつない青空のように晴れ(又はゆったり月空を映す静まりきった平穏な、月光を浴びた澄んだ湖のように。。。)、心には光輝く太陽、下腹部(丹田)にはコアパワーがみなぎるようなヨガがみつかりますように。
背骨を自然に少しずつGRADUALに強化していくので姿勢が良くなり、腰痛も治り、代謝が自然に改善され、免疫力もパワーアップし、自己治癒力がつきます。無理強いでないゆったりメソッドで体が微妙にアジェストされ、ゆがみが矯正され、痛みなど緩和されるので、なんと心地よいこと~自分でこれまで習ったもろもろな流派を組み合わせコンビネーション、その日の体調によって、シークレンスをカスタムメード調合するのも楽しみの一つです。今ではビクラムを卒業し(?)、私的には、流れる踊りみたいなヨガに惹かれてます。これまた動作一つ一つに呼吸をリンクしていくので。。。まさにFLOWフローです。