話題になっている国際非暴力デーを讃えるヨガミュージックとは?
10月2日はマハトマ・ガンディー(=マハートマー・ガーンディー)の誕生記念日です。「マハートマーとは「偉大なる魂」という意味で、2007年6月の国連総会では、この日を国際非暴力デーという平和、ノンヴァイランス=非暴力を讃える国際デーとすることが決議されました。
それにしても1937年から1948年にかけて、計5回ノーベル平和賞の候補になっているのですが、受賞には至っていません。多分英国が国連安全保障理事会の5メンバーの常任理事国(Permanent members)の中のメインメンバーなので、なかなか。でも彼によって、暴力をふるわず元英国の植民地だったインドをPEACEFULな”戦い”によって、独立国に導いたとは本当に偉大なお方で…彼の名前自身が平和のシンボルでもあるらしいです。ノーベル平和賞受賞するべきお方なのですが、皮肉なことです。世間ではガンディー=平和、無武装、非暴力といった認識が浸透しているのに…
さて、この間リンクしたホワイトハウスでのキッズヨガビデオのミュージックですが、サンフランシスコ出身のミュージション兼ヨガ先生、スタジオ主宰、MCYogiの作品です。とっても子供好きで家族の絆を深める、人と人のの繋がりを築くようなミュージックの作詞作曲を手がけ、スピラチュラルながらレゲイっぽかったり、ラッパーに扮したり、エスニック調のワールドミュージックだったり、アメリカンだったりで。。。あまりカタゴリーにはまらないような気がするのですが、しいていえばスピラチュラル、ヒップホップ、ラップですか?彼のマハトマ・ガンディーを讃える歌など教育ビデオのテーマソングになるかもしれないと聞いてます。う~ん、ちょっと童謡っぽかったり、教育的な謳い聞かせっぽい面もあり、カリズマパファーマー。まさに、ローカルのライブシーンのライジングスターですね。あっ、もうローカルを越えた、スターでした~代表的に口ずさむポップ調、Give Loveの(YOGA AID・ヨガエイドのテーマソングです!)ヒット後、多分ヨガフェストなどでの出演依頼がぞくぞく殺到しているのではないでしょうか。もう彼のクラスは受講できないほど満員なのでしょうね~きっと。サンフランシスコから1時間ぐらいでいける自然美が豊かな都会はずれの良き田舎の雰囲気の中の素朴なスタジオなのですが。きっとツアー中で留守が多いのであろうかと想像します。
そういったMC Yogiのミュージックは子供から大人まで、マルチの年層から支持を得ているようです。コンサートは教会の礼拝とお寺でのお経、そして学校の若教師の読み聞かせをちょっとインドのボリーウッド的なリズム。。。それをヒップホップのラップで届けるといったかなりユニークなもので、ヨガ愛好者の間だけではないファン層がいっそう増えていくトレンドが伺えます。新CDリリースコンサートでは子供もちょろちょろ走り回っているのですが、上品なグランマ、グランパタイプの高齢者の方々もカリフォルニアワインをかかげ、にこやかに見守っている中、かなりかっこいい若者たちも大勢汗ばむほど踊っていたりで。。。素敵な雰囲気な今宵でした。コンサートホールも前例ないような異例なロケ。アジア諸国外で一番アジアの美術品を秘蔵していると評判のサンフランシスコが誇るアジア美術館。サンフランシスコ アジア美術館は、アジアからの美術品だけを保有する美術館として、西洋諸国で最大規模を誇っていて、そのコレクションは、アジアの6,000年以上もの歴史の中から、14,000点以上の規模。
神秘的でエレガントな大広間。美しいアートに囲まれ、そうなのです、古代何千前からの女神像、仏像様の数々に囲まれ、ワインバーで無料で数々のローカルワインがサーブされました。何故無料?彼のファンからの寄付だったそうです。ワインメーカーでしょうか?やっぱりファン層が広いお方です。ライブはニューヨークからのゲストラッパーなどがオープンし、かなりの迫力でした。でもやっぱり皆メッセージが童心に戻っての LOVE, LOVE, LOVE!ポジティブなパワーで最後のフィナレーGIVE LOVEでは皆さん、年甲斐もなくまるで影芝居師のように指でハート型を作りダンス。。。かなり盛り上がってました。彼が観客皆から引き出し、生み出すあの正義あふれるチェリティー精神に満ちたエネルギーはものすごいものです。
あっ、先週末のヨガエイドのライブでも、その場の皆さんを魅了されてました。あのカリズマパワーは素晴らしいです。
*教育ビデオバージョンですとこういったもっと洗練されたものになりますが先にリンクした、まったく普段の子供相手バージョンの方が伝わりますよね、彼の人間味。歌詞が短伝記で、それを教えるように謳い聞かせることができるなんて、すごい。やっぱりスターになるわけです、まったく落ち着きに欠けるキッズもしっかり彼をフォローし、コーラスの Be the Change You want to See で子供たちの心をとらえるとは~さすがです。親が子供たちに覚えてもらいたいモラル、例えば、勇気、正義感、慈悲の心、非暴力=non-violenceといった、暴力なしで敵が倒せるといった信念を説き、歌いながら、お唱えスタイルで教えてくます。こういったお歌を通した導き、これなら子供でも楽々に吸収し将来世のためになれるような大人になってくれるのではないかと思えたりもしてきます。
http://www.youtube.com/watch?v=Wob55Wq70Ic&feature=fvwrel
アフリカではアメリカの大使館で大使がデマに基ずいた反乱のせいで(中近東、世界平和に尽くした方であったのにかかわらず)お亡くなりになり、又中国や世界の各国で中日関係間対立を理由で煽りたった中国人がまったく無実の日本人に対し暴力をふるおうとするほどエスカレート。。。物騒な世の中情勢です。あらゆる暴力でもって物事に決着をつけようとする人が目立って増加しているような気がする今現在であるからこそ。。。やっぱり子供の頃から暴力なしで、論理に基ずいた言葉で相手を説得する力をつけることって大事だと思います。両親とも侍家系を持つ私が言うのもおもしろい因果ですが、やっぱり昔の武道から生まれた正当な戦いの道ではなく、今の暴力社会は武道を反するもので、残酷で野蛮でむごいとしかいいようがありません。ガンディーは実は高学歴の上、もとはエリートな弁護士。そういった偉大な方をこのアメリカの子供たちに歌を通して知ってもらうとは、MC Yogiはさすがです。幼いころからのしつけとして、喧嘩しちゃだめよ~、おもちゃはシェアーしよ~とか、皆仲良くね~みたいなあの数々の教え、大人になっても覚えているはずですが…ある時点からは、親からのくりかえされる説教には上の空。ヨガり、口ずさむミュージックで暗示をかけるような、彼みたいなクール(ご存知、冷たいのではなく、カッコイイって意味です~ティーントーク、マスターしてきた私)なティーチャー、アーティストがいるかぎりホープがもてます、我が子供たちの将来に。
ALWAYS REMEMBER LOVE & RESPECT GIVE LOVE !